令和8年4月から、横浜市のひきこもり相談は年齢制限がなくなりました。本人だけでなく、ご家族も相談できます。

民生委員として地域を見守る中でも、「相談しよう」と思ったときに、分かりやすい窓口があることは大切だと感じています。

この記事では、何が変わったのかを図でわかりやすく解説します。

どこに相談すればいい?

あなたはどれですか?

あなたは?相談先
ご本人ひきこもり相談専用ダイヤル 045-752-8400(月〜金 8:45〜17:00)
ご家族ひきこもり相談専用ダイヤル 045-752-8400(月〜金 8:45〜17:00)
支援者・関係機関支援者向け電話番号 045-752-8360

※ひきこもり相談は年齢に関係なく利用できます。

新しい相談窓口はこちら

項目内容
相談窓口ひきこもり相談専用ダイヤル
電話番号045-752-8400
受付時間月~金曜日(祝日・年末年始を除く)8:45~17:00
対象横浜市内在住のひきこもり状態にあるご本人・ご家族など
相談料無料
匿名相談可能
対象年齢全年齢対応
その他必要に応じて面接相談も案内

令和8年4月から年齢に関係なく相談できます

横浜市のひきこもり相談窓口が統合されたことを示す図。統合前は15歳から39歳が青少年相談センター、40歳以上がひきこもり支援課に分かれていたが、令和8年4月1日から横浜市ひきこもり総合支援・若者相談センターに一本化された

これまでの相談窓口は、

  • 青少年相談センター(15〜39歳)
  • ひきこもり支援課(40歳以上)

の2つに分かれていました。

今回、この2つが統合され、「横浜市ひきこもり総合支援・若者相談センター」として一本化されました。

ポイント

  • 年齢で相談先が変わらない
  • 同じ窓口で継続して相談できる
  • 必要に応じて関係機関と連携して支援

なぜ相談窓口が一本化されたの?

ひきこもりの支援は、数か月では終わらず、何年にもわたることも珍しくありません。

そのため、

若い頃から相談していた人が、40歳になった途端に別の窓口へ移る

という仕組みは、以前から課題とされていました。

相談内容を一から説明し直し、新しい担当者と信頼関係を築き直すことは、ご本人や家族にとって大きな負担になります。

また、一つの家庭で生活困窮や障害など複数の課題を抱えるケースもあり、年齢で担当部署が分かれていることは、支援の連携という面でも課題がありました。

今回の統合は、こうした「支援の切れ目」をなくすことが目的です。

相談件数は約6倍に増加

横浜市では、相談件数が増えた背景として、中高年のひきこもりへの関心の高まりや、相談窓口の認知が広がったことなどがあるとしています。

横浜市のひきこもり新規相談件数が令和2年度の約500件から令和7年度の約3300件へ、6倍以上に増加したことを示すグラフ

新規相談件数は、

  • 令和2年度:約500件
  • 令和7年度:約3,300件

と、約6倍に増えています。

センターでは、

「ひきこもりは誰にでも起こりうること。まずは気軽に相談してほしい」

と呼びかけています。

地域のNPOにも相談できます

「行政の窓口は少し相談しづらい…」

そんな方には、行政の相談窓口だけでなく、地域で活動するNPOにも相談できます。

例えば青葉区周辺では、

  • パノラマ
  • アーモンドコミュニティネットワーク

などが、本人や家族の相談を受け付けています。

活動団体は地域によって異なるため、お住まいのエリアから探すことができます。


よくある質問

40歳以上でも相談できますか?

はい。令和8年4月からは年齢に関係なく同じ窓口で相談できます。

家族だけでも相談できますか?

はい。ご本人だけでなく、ご家族からの相談も受け付けています。

ひきこもり以外の悩みも相談できますか?


横浜市では、18〜39歳を対象に、仕事・家族・人間関係・進路など幅広い悩みを相談できる「若者相談ダイヤル」も実施しています。

若者相談ダイヤル 045-752-8366

相談内容に応じて、適切な窓口を案内してもらえます。

おわりに

横浜市では令和8年4月から、年齢に関係なく相談できる「ひきこもり総合支援・若者相談センター」が始まりました。

相談先が一つになったからといって、悩みがすぐ解決するわけではありません。

それでも、「どこへ相談すればいいのかわからない」「40歳になったらまた最初から説明しなければならない」という不安が和らぐことは、大きな前進だと思います。

ひきこもりは特別な家庭だけの問題ではありません。

困ったときは、一人で抱え込まず、まずは相談してみることから始めてみてください。